
何枚かの人物画を室内に飾って、みんなで鑑賞。
しばらく見て回って、それぞれが直感的に心が動いた作品を指差して、
「これ好き」
「この人の洋服素敵」
「面白い顔」
などなど感想交換。
子どもたち、大人と同じ物を見ていろいろ思っている。
「好きな絵の人になっちゃう?」
「うん、なるなる〜!」

自分のお気に入りの衣装の構造を予想して
カラーポリ、牛乳パック、さくらがみ、ペン、画用紙などを使って、
切ったり貼ったり繋げたり、、、
途中でどうなっているのか、上手く表現出来ずにいると、
近くの友だちがアイディアをくれたり、先生が少し手伝ってくれたりして、
嫌気がさしそうな時、人の優しさに触れて、ありがたく困難を面白がる。
気持ちが豊かになって、またチャレンジして、[名画の人]の形になる。
背景やポーズもなりきっての撮影会、ランウェイを作ってファッションショー。
なりきれた自分の姿はお気に入り。

その後、室内中に、名画となりきり写真が並んだ景色は、美術館的で、
これもまた大いにお気に入りで、お互いが選んだ人物画や、
なりきり衣装をじっくり鑑賞し、1週間以上楽しみました。
世界的な人物画に親しみが湧いたようです。
おうちの方から、
「本当の美術館に行って、本物見に行こう」
と言われたお友だちもいました。
衣装を作るために穴が開くほど絵を見たので、
大人でも今まで気づかずいた細かい発見を教えてもらって、
「ホントだーー」と感動した場面もいくつもありました。
「ぽっけのおへや、なりきり美術館」は現在、玄関ホールで保護者の方絶賛開催中!です。

毎年恒例のイベントの1つ夏の「夕涼み会」
例年はカレーを作って、
保護者が参加して、
みんなで食べて、
一芸(歌やマジック、ダンスなど得意技)をひろうして、
浴衣に着替えて、盆踊り。
手持ち花火で盛り上がって
「おやすみなさい」。。。
しかし今年は。。。
コロナで全て中止。
おたよりで、知らせてありましたが、
経験のある、そして今年度で卒園の年長さんは諦めきれず、ポツリと
「やれないよねえ、、、?夕涼み会」
こんな切なさ満載で言われたら、俄然どうにか出来ないものか?
「日中の時間で、カレーと盆踊りだけならできるよ、保護者は無し、の縮小版[夕涼まない会]」
それを伝えると、
一度は中止になった行事を自分たちの発言で復活して、
楽しみが増え、
やりたい欲求が動いたら、
もうどんどんアイディアが湧いてきます。
「夜店みたいにヨーヨー釣りしよう」
「金魚すくいも作れるよ!」
あっと言う間に準備が進みます。

当日は、カレー作り時に出た野菜の端っこで夜色画用紙にスタンプしたオリジナルの花火さえも打ち上がりました。

新しい方法を考え出す、工夫する、新しい生き方をたのしむ、
〔縮小版〕と思った「夕涼まない会」は、新鮮さと満足感〔拡大版〕となりました。

今日は五感の1つ「嗅覚」を刺激しよっと。
おうちの方に保冷剤集めにご協力いただき、
植物の香り成分を集めたエッセンシャルオイルも使って
[キラキラ消臭ジェル]作り。

1.2歳児は先生とまぜませ作業。
まぜ終わると、もれなく竹串についたジェルで絵を描こうとしていました!
「ビンに棒(筆など)入れたら絵を描く」って思っているんですね。
だけど保冷剤では絵は描けず、
「⁇⁇」な表情は可愛くも興味深い。
経験と予想外のことについて、
彼らの頭の中グルグルしているんだろうな、と思いました。
3歳児以上は、保冷剤を自分でビンへ移すのに真剣な集中力。
ビーズ、カラーラメ、貝殻、ビーチグラスなど
好みのものをサクサク選びオリジナルの出来上がり。
最後にエッセンシャルオイルを選びます。
オレンジ、レモン、ペパーミント。
生活に馴染みのある香りもあったのに、
レモングラスやローズマリーなどシャープな香りを選ぶ子が結構いたのは意外!
精油は植物の花や葉からほんの少ししか採れないこと、
昆虫がその役割から、好む、好まない香りがあることなども
ちょっぴり知ることが出来ました。
また、何か作ろう!
そしてまた何か予想外の行動を!?

コロナ禍で、外出できない分、
何かしら新しいことや面白いことを提案して、
止める事の出来ない子どもたちの成長を応援しなくては!
今日は、6月のお店屋ごっこがきっかけだった[10円玉の観察]について
お店屋ごっこに必要な硬貨を見ていたら、1人が
「他のは花とか草だけどコレ(10円)だけお城だよ」と。
後日このお城は「平等院」「お寺」「実在する」「室内の世界遺産図鑑に載ってる」「描いてみたい」と言う会話から
本物の平等院の写真をプリントアウトしてくれたスタッフ。
よーく見ていると、さっきまで10円に近い茶色で描いていたのが、
建物は鮮やかな赤である事、
屋根には鳥がいる事、
黄色い点点点が並んでいる事、、、と、
観察力が上がっていきます。

発見の連続と共に、室内がしーーーーんと集中して行きました。
いい時間です。
観察と真似からの発見と絵の進化は子どもたちを夢中にしていました。





